親父の独り言

今日は久しぶりにテレビを見た！


木札の仕事が忙しく、作業小屋に詰めきりで家族との会話も無かったのだが、久しぶりに時間がとれたので母屋？でテレビを見たのだ。

８時頃にナントカっていう番組をやっていた。

内容は、ガッコの先生が５０人居て、芸能人が質問したり、エピソードを語るものだ。


その番組の中で

｢あなたは、どの位親バカ？」

ってのを測定するコーナーがあった。


事業参観の時に、携帯で子供の写真を撮ったり、学校へ送り迎えしたりする親が自慢げに答えていた。
それを見ていて俺は思ったね。


本人は「親バカ」と思っているらしいが、端から見れば「バカ親」じゃないかって。


先日、ウチの悪戯坊主の運動会があった。

片手にビデオを持ち、肩から一眼レフの立派なカメラをぶら下げた男親がウヨウヨ居た。
それも、我先に廻りの状況も判断せずに、我が子の姿を写す親の姿は何とも・・・。

可愛い子供の姿を写したいのは解る。

でもね、子供の本音を聞いたことがあるだろうか？




ウチの息子に聞いてみた。

｢父ちゃんがカメラ持ってウロウロしたら恥ずかしいよぉ｣

と、言ってました。ハイ。


俺はバカだけど、バカ親にはなりたくないな。

この頃ちっとも更新してないぞっ。


理由その１：暇がない

理由その２：時間がない

理由その３：金がない


まあ、理由３はともかくとして、時間が無いのである。

｢彫り屋｣を開店して早９ヶ月。

最初の頃は月に十数枚程度だったのだが、６月頃から１００枚を超え初めたのだから忙しい。

儲かって良いのでは？と、安易に思って頂いては困る。

材の仕入れ、材の磨き、文字彫り、事務処理や配送手続きなどを考えると、実際の話、あまり儲からないのである。

メインの仕事では無いので低価格に設定してあるが、これ以上値段を上げたら売れないような気もするし、少し複雑な思いで仕事をしているのだ。

今月に入り、若干売れ行きが悪くなってきたのでのんびりと釣りでも！と思っていた矢先に３２０枚＆２８０枚の大口の注文が入った。

計６００枚！！！

納期は約一月だ、困った。

でも先月、彫刻機を増設していた。運が良い！

先週からフル回転で文字彫りを行い、材を仕入れては磨き、文字彫りを行う、そんなことを繰り返しやっているのだからＨＰの更新など出来るはずも無い。



でもね、家族サービスは怠らないんだな、コレガ！

９月はトラックの車検があるので、必ず家族旅行に行く。

家族旅行といっても、恒例の伊豆。

今回はガラス工芸にチャレンジしてきた。

オネイサンが親切に、教えてくれた。
店の名前は忘れたが、３０００円くらいでマイコップが作れる。




いいね、若い子は！オジサンちょっぴりドキドキしたぞぉ。

この頃、ふと思うことがある。

それは、自分の歳のことだ。


昭和４２年３月生まれ、３８歳！

１０代の頃、この歳になるなんて考えもしなかったし、どんな生活をしているのかなんて想像もつかなかった。
でも１０代の思っていた３８歳は、もっと落ち着いて行動しなければならないし、大人でいなければならないとうっすらと頭の中で考えていた。

しかし、いざ、この歳になると頭の中は１０代の頃から進歩がない。

でも体力は落ちる一方。


で、たまぁ〜に思うんだ。

俺はこのままで良いのか？

こんな適当で良いのか？


別に今の生活に不満など無いし、家族にも仕事にも恵まれているのだが、何故か自分の行動や言動に責任が持てず、恥ずかしい生き方をしている気がする。

心に余裕が無いっていうか、ドシッと構えていないような気がする。

でも、この性格は治らん。


あと少しで４０歳！


４０歳になっても、落ち着きのない男なんだろうなァ。きっと。