ご訪問の皆々様方、お元気でしょうか?
お盆も過ぎ渓流釣りもあと僅かになった今日この頃ですねぇ。
でも!私個人としては、第2回目の解禁デッス!!!
何故に2回目の解禁か?
知っておられる方もいますが、6月に不幸がありまして
夏なのに冬眠?夏眠しておりました。
9年間寝たきりの親父が逝きました。
ウチのバカ息子は小5ですが、一度もお祖父さんの歩いた姿を見ることが
なかったのが少し悔やまれます。
流石に9年間も介護をすると寂しいという気持ちよりは、ホッとしたという方が心の中にあります。
4年前に母が逝きましたが、母も晩年は認知症で完全介護でした。
介護。
テレビをつけると連日のように芸能人が
「介護は辛い」だとか「一緒に死のうかと思った」などと言っておりますが
実際に現場に携わる家族からすればそんな余裕すら無いのが現実です。
川に流され死にそうになっているのに助かる以外のことを考えられますか?
芸能人と一般人は違います。
施設に預ければお金が必要です、家で介護をしていてもお金が必要です。
現実問題として介護ってのはもの凄くお金が掛かるんです。
ましてやウチみたいに昔の国民年金の支給額なんてたかが知れています。
因みにサラリーマンの一ヶ月のお小遣いより少ないんです。
食事も自ら取れない、下の事も出来ない状態が何年も続く、具合が悪くなれば介護タクシーで病院へ行く、その世話をするのは一緒に住む家族なんです。
ウチの場合、私は親の介護をあまり手伝いませんでした。いや、全く手を貸さなかったと言っても良いでしょう。
家内が全てを行いました。
当家も以前は共稼ぎでした、でも、カミさんは仕事を辞め実家に入りました。
ウチに入ったのではなく、事実上、隣に建つ旦那の実家に入ったんですね。
稼ぎが一人分無くなれば、誰かがその分を働く。
私は介護をカミさんに任せた代償に、カミさんの分まで働かなければ実家と私の家は共倒れという恐怖を感じながら9年間過ごしてきました。
同じ年代の方達と比較して倍以上の生命保険をかけて、みんなが寝ている時間も働いて来ました。
でも、仕事しているから趣味が出来ないなんて事は言わなかったし、カミさんも趣味に関しては一言も文句は言いませんでした。
「辛い」とか「出来ない」なんて思っていても口には出さず、いつも笑顔で適当な親父でいる!!
これが私の生き方です。
まあ、仕事に関しては出来ねぇ〜〜って言いますが・・・。
そんなこんなで、ようやくバカ親父一家だけのことを考えていけそうです。
40代前半(カミさんは30代半ば)で両親を亡くしてしまったのですが、考えようによっては運が良かったと思います。
老々介護って言いますけど、自分自身が仕事が出来なくなり親の面倒をみるよりは元気なうちの方がどれだけ楽か・・・。
両親には感謝しなければなりませんね。
あっ、ついでにカミさんにも感謝しておくとしましょう。
そうそう、精神的に楽になったら2ヶ月で6キロも太りました。
ダイエットを兼ねて今週末から川に復活します!!!!!!!!