親父の独り言

釣りバカ親父の作る日本一適当な雑記。
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20年ぶり
昨日のこと。


朝一から畑へ出かけ、土手の草を刈っていた。

途中燃料が切れ、近所のスタンドへ


いらっしゃいませ〜〜〜〜

スタンドとラーメン屋と寿司屋は一年中気合が入っている



一人の男の人が来た。


ん!?

10代の頃一緒に夜中走っていた先輩に似ているなぁ?

「ひょっとして○○さん?」

「あれぇ〜久しぶり!軽トラなんか乗ってるから解らなかった」


20年ぶりの再会。



この先輩、実は地元じゃちょこっと名が通った人。
地元だけでなく、他の地域でも同年代で少し道を逸れた人なら必ず知っている。


要は、私が入った時のツーリングクラブの3代目会長さん。

一緒に山梨で懇談会をし、そのまま富士スピィードウエィまで走り、
そのまま横浜まで毎週走っていたツーリング仲間である。


その先輩が恥ずかしいそうに言った。

「俺、冬だけここで世話になってるんだよ」

え!?冬だけ働いているのか?そのほかの時期は????と思ったら

「今さぁ、畑を借りて百姓やってるんだ、2町歩くらい」

因みに2町歩って言ったら、6000坪である。


奥さんと子供二人食べさせていくには十分過ぎるのだが、農閑期のこに時期に
スタンドでバイトをしているのだ。
因みに彼の実家はサラリーマン。



昔、他の仲間から二人は似ていると言われたが、今でも似ていた。

落ち着いた先が、百姓。

単車のハンドルから、耕耘機のハンドルに変化した先輩と後輩。



学校もろくに出ず、やることと言ったら車と単車の改造と悪戯。

日が暮れれば朝方まで走る。

そんな仲間が今は真面目に働いて家族を養う。



遠い日を目を細めながら思い出した一日でした。






でも、そのままエリートコースを進んだ人も現実にはいますね(笑)
| 釣りバカ親父 | くだらない私生活 | 21:52 | comments(2) | - |
なかなかいいお話ですね〜。
若い頃を懐かしむと、
歳をとるのも悪くないな〜と思いますね。
| カワセミ | 2006/12/26 4:51 PM |

おおっ、レスが入ってました。
いつもの事でスンマセン。
昨日、オジサンになった二人のこの会話。
「31日、日の出に出かけるかぁ?(笑)」
と、笑いながらバカな事を言ってました。
気持ちは若いし、喋る内容も子供なんですが
体だけは年相応に・・・。
体力だけは若い頃に戻りたいものです。
| モンキチ | 2006/12/30 6:44 AM |










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