親父の独り言

今日の夕方のことです。


庭で犬と遊んでいると見知らぬ若い女性が庭に入って来ました。

「お父さんですか？」

「はい？」

「今度近くで英語を教えることになりました●●です」

この手の勧誘は嫌い。

鼻かっら勉強しないと駄目だとか、英語が出来ないと生きていけないとか当たり前の様にいいやがるからだ。

「息子さん４年生ですよね」

大体どこで聞いてきたのか？？？



「ウチの息子は塾に行かせないんですよ」

「えっ！？どうしてですか？」

「勉強なんて本人がやりたいと思ったら自分で努力すりゃいいんです」

「手助けをしたいと思っているんですが・・・」

「誰かに教えて貰うより、自分で考えた方が身に付くと思ってます」

何でもいいから早く帰れぇ〜〜〜と思った。



「進学にも英語は良いですよ」

「ウチのバカ息子は高校も行かないと思いますよ」

「えっえっ」

「私も高校行ってませんからね！」

「えっえっ」



「失礼ですが、お仕事は何をなされてるのですか」

「色々と自分でやってますし従業員も抱えてますよ」

いい加減頭に来たので顔に出して言ってやったら帰って行った。

二度と来ないだろう。




学校で良い成績を収めたからってどうなのよ？

英語が出来たからってどうなのよ？

若い頃は好きなことやりゃイイじゃん！

大体、元ヤンの父ちゃんは、喧嘩もすりゃあ、暴走族もやってきたし
漢字もろくに読み書きできねぇ〜し、英語なんてちぃ〜とも解らんし
１６で親に勘当されたけど、歳とりゃ落ち着くんですよ。

若い頃遊んだ分、今じゃ仕事ばっかりしてる。

お陰で美味しいものを、何時でも美味しく食べられる生活してるっす。

勉強なんか出来なくたって、学歴なんかなくたって良いと思うのは
俺だけかなぁ。

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